持続可能および安全・安⼼な開催企画

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SDGs for MICE
評価制度
感染症対策の
ガイドライン

世界中の様々な課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指すSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に取り組む動きが世界中で加速しています。

MICEと呼ばれるビジネスイベントは、「ビジネス・イノベーションの機会の創造」、「地域への経済効果」、「国・都市の競争力向上」の3つの主要な効果が期待できる一方で、多くの人が集まり、多くの資源を消費する負荷の一面があります。さらに地域とのコミュニケーションや社会貢献活動、地域に利潤を還元する運営など、環境面、社会面、経済面で持続可能な取組みが期待されています。

「SDGs for MICE評価制度」(以下「本制度」という)は、主催者が、参加者、事業者、関係団体や地域など関係する全てのステークホルダーに配慮したMICEを開催することを目的に策定いたしました。主催者・参加者の安全・安心を担保し、SDGsの自律的好循環を形成し、開催するMICEの価値向上を目指します。

アドバイザーによるサポート体制

本制度が提供するSDGs for MICEアクションリストから主催者が取組み項目を選択し、コミットしていただきます。
専門アドバイザーによる主催者への取組みサポート体制を整備することにより、参画へのハードルを下げ、取組みを促進します。

取組みと成果の可視化

事務局から「宣言書」を発行しますので、主催者は取組みの意思表明をステークホルダーに対して広く周知していただきます。取組結果を有識者が評価し、「評価証」によりフィードバックすることで成果を可視化します。主催者はSDGsへの貢献をステークホルダーに公表し、継続した取組みにつなげていただきます。

(2023年5月9日 改訂版)

公益財団法人大阪観光局(理事長:溝畑 宏)は「感染症拡大のリスクを抑え、MICEを積極的に開催するための主催者向けガイドライン」を改訂いたしました。
これまでMICE(展示会や学術会議などビジネスイベントの総称)は、ビジネスの機会やイノベーションの創出、研究促進、地域活性化など、経済発展の牽引役として大きな役割を果たしてきました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのMICEが中止・延期となり、それによって生み出されていたあらゆるビジネス活動が停滞し、経済へ深刻な影響を及ぼしています。
弊局は、政府の政策方針、MICE主催者の意見、他業界や海外の事例などを参照し、感染症専門家と共に現実的で、国内環境に適した基準となるよう検討を重ね、2020年6月3日に初版を発表いたしました。
そして今回、新型コロナウイルスに限らず、新たな感染症を防ぐためにも公衆衛生の基本的な対策に絞ったガイドラインへと改訂を行いました。
主催者の皆様は参加者が安心して参加できる環境づくりに、本ガイドラインをお役立てください。MICEが再び盛んに開催されるようになり、経済発展に寄与することを心から願います。

感染症拡大のリスクを抑え、MICEを積極的に開催するための主催者向けガイドライン

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  • 1. ガイドライン改訂の目的

    大阪でMICEを開催するにあたり、主催者に本ガイドラインを参考にして感染症へのリスク対策を施した開催計画、事業運営を行っていただくことで、主催者と参加者双方の満足度の向上と大阪MICEのさらなる活性化を目的とする。

    2. ガイドラインの概要

    (1) 開催前の実施事項
    (2) 会期中の実施事項
    (3) 大阪観光局によるMICE主催者へのサポート