MICEニュース

北海道から沖縄まで、全国から156の企業・団体が出展

来場者満足度95％！

観光産業に明るい兆し！

2022年3月25日(金)～27日(日)にインテックス大阪にて開催されました。会場には、北海道から沖縄まで全国の観光地や事業者など従来型の観光産業に加え、ワーケーションや教育旅行、マイクロツーリズム、トラベルテックなど、様々な観点から観光産業を盛り上げる156の企業・団体が出展しました。3日間にわたって来場者は4,775名に及び、ビジネス創出を促進する商談会は585件も行われ、改めて観光への注目度の高さが伺えました。本展示会はビジネスチャンスの創出と、ゴールデンウイークと夏休み、そして秋の観光シーズンを見据えた、一般消費者の旅行需要の喚起を目指し、開催されました。大阪観光局は本展に特別協力の立場で協力しており、「KANSAI」ブースでの出展、かつセミナー登壇も行いました。

【観光産業復活の起爆剤としての展示会】

コロナ禍で打撃を受けた観光産業も、ワクチンの普及、県民割の復活など回復への明るい兆しが見え始めています。特に、海外旅行が困難な中、国内旅行の新たな魅力が発見され、需要の高まりが期待されています。また、コロナ禍を受け消費者の観光スタイルはいっそう多様化・高度化しており、それらのニーズに応えるためには、異業種とのビジネス交流によって新しいサービスを生み出し、持続的な観光産業へと発展することが求められています。大阪・関西は2025年に万博開催を控え、日本の新しいゲートウェイとして発展していきます。特に、開催地である大阪は、日本全国の観光地の魅力を発信する「ショーケース」となり、各地に送客する「ハブ」となる役割が求められています。このような中、大阪・関西の行政、経済界、観光関連の皆様から「観光復活の起爆剤」として大きな期待を受け、「日本観光ショーケース in 大阪・関西」を文字通りALL 大阪・関西の力を結集して開催することができました。

【オープニングセレモニー】

2021年11月に大阪で開催予定であった、観光産業の大型展示会「ツーリズムEXPOジャパン2021大阪・関西」の代替として本展示会は開催され、日本の観光産業を促進する役割を担いました。多くのメディアの方にもご来場いただき、本展示会への注目度の高さが伺えました。

本展示会を主催する日本観光ショーケース実行委員会の事務局長 株式会社マイナビ 執行役員 落合 和之様からご挨拶。「まん延防止等重点措置の解除、GOTOトラベルの再開を望む声が聞こえてきている中、本展示会が“観光復活の起爆剤“として日本を盛り上げ、観光復活の”のろし”を上げていきます。新たな観光地、新たな観光スタイルを発見する展示会にしたい。」と開会を宣言しました。

大阪府知事 吉村 洋文様からお祝いのビデオメッセージ。

「観光の復活の為には、まず国内の旅行から取り組んでいくことが非常に重要で、そこには大きな需要があると思っております。2025年には大阪・関西万博が開催されます。今日の展示会がそのきっかけになることを期待しています。」と激励のビデオメッセージを頂きました。

セレモニーの最後には本展示会を後援する8団体の代表に来賓いただき、参列者全員で華々しくテープカットを行い、開幕しました。

【出展の様子】

会場には、特産品の日本酒を展示する京都府観光連盟や来場客に北海道・網走から直送した流氷を体験してもらう網走市観光協会など、北海道から沖縄まで日本各地のブースが並び、それぞれ工夫を凝らしながら観光をアピールしました。またご当地グルメを販売するキッチンカーが出店するほか、吉本芸人による「住みます芸人」の紹介なども行われました。

【セミナーの様子】

本展示会では、「観光活性化の武器とは」や「旅のアソビかた」などをテーマとする様々なセミナーが開催され、大阪観光局の取り組みに関するセミナーも行われました。

「大阪観光局の取り組みについて」

公益財団法人 大阪観光局 理事長 溝畑 宏

観光業はかつてない苦境に立たされていますが、ワクチン接種の進展や治療薬の開発など、新型コロナウイルスへの対応力は大きく向上し、それに伴い旅行に行きたいという人々の欲求もますます大きくなっています。

2022年度を「観光復活元年」と位置づけ、3年後の大阪・関西万博へと続く飛躍の年とするために大阪観光局の取り組みを、溝畑理事長は熱く語りました。

「大阪におけるLGBTQツーリズム」

公益財団法人 大阪観光局 LGBTQアドバイザー

株式会社 アウト・ジャパン 取締役会長 小泉 伸太郎

大阪観光局は「すべての観光客を自然体で心から歓迎する」という理念のもと、2025年の大阪・関西万博を見据え、LGBTQツーリストに選ばれる多様性豊かな街の実現を目指しています。大阪観光局のLGBTQプロジェクトマネージャー 木村 絵里が弊局の取り組みと目標を説明し、大阪観光局LGBTQアドバイザーの小泉がLGBTQ層へ取り組むメリットを明らかにしてから、海外の事例および国内の実績について説明しました。

【ビジネス創出に加え、今後の観光シーズンを見据えて旅行需要の喚起】

観光産業はその裾野の広さゆえに地域経済に多大なる貢献をしてきました。新型コロナウイルスによって海外旅行はもちろん、国内旅行へも行き辛くなり、人々の旅行意欲は低下しました。そのような中で本展示会を「観光復活の起爆剤」と位置づけ、まん延防止等重点措置が解除された今、開催できたことは観光産業にとって良いターニングポイントになったと思います。来場者アンケートの結果、満足度は95％で、来場者からは「様々な観光事業者とお会いすることができて良かった。」「次の旅行計画を立てる良いきっかけになった。」「来年も日本観光ショーケースへ行きたい！」などの声が多く聞こえてきました。今後も毎年継続して開催することで観光産業の発展に寄与して参ります。

また、来年2023年3月24日（金）～26日（日）に同会場インテックス大阪にて第2回開催を予定しております。

【国内メディアが開催を速報】

本展示会の様子は「観光復活の起爆剤」として、メディアやS N Sを通じて国内外で一気に報道されており、現在も拡散しています。一例を以下にご紹介します。（掲載期間が過ぎ、閲覧不可能なものもある場合がありますが、ご了承ください。）

【国内メディア】

• みんなの経済新聞ネットワーク

https://news.yahoo.co.jp/articles/7186dddbc0eec02ee17fe89db003961e81771093

• トラベルビジョン

https://www.travelvision.jp/news/detail/news-97979

• 楽天ニュース

https://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000000014_000087688/

• 梅田経済新聞

https://umeda.keizai.biz/release/116534/

• 読売テレビニュース

https://www.youtube.com/watch?v=8yweAsu4n7o

• トラベルボイス

https://www.travelvoice.jp/20220328-150918

開催概要