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IGLTA2024世界総会がアジアで初めて大阪で開催!
IGLTA史上、最もグローバルで多様な総会に
日程:2024年10月23日(水)~26日(土)
会場:スイスホテル南海大阪(ホストホテル)
参加者数:51の国と地域から575名
アジア初となる国際LGBTQ+旅行協会(IGLTA)2024年世界総会が10月23日(水)~26日(土)スイスホテル南海大阪で開催され、51の国と地域、約575名が参加をしました。これは、非アメリカ圏開催としては、史上最大規模の総会となりました。例年に比べ、アジア太平洋地域からの参加者が多く、LGBTQ+の旅行市場が急速に成長していることが強調されました。
IGLTA会長兼CEOのジョン・タンゼラは、「大阪での世界総会は、会員がアジアで有意義なビジネス関係を築く新たな機会を創出し、アジアにおけるLGBTQ+ツーリズムの認知度を拡大する、非常にインパクトのあるものとなった。」とコメントをしました。
また、公益財団法人大阪観光局 理事長 溝畑宏は、「IGLTA史上、最もグローバルで多様性溢れた総会のホストになれたと伺い嬉しく、また誇りに思います。本総会を通じて、大阪が多様性あふれる都市であることを改めて示す機会となりました。また、本総会では北海道、東京、石川、岐阜、奈良、福岡にもご協力いただき、プレ・ポストFAMトリップを開催いただいたことで、日本全体をLGBTQ+フレンドリーな観光地としてアピールすることができました。IGLTA世界総会に参加された皆様をはじめ、世界中のLGBTQ+旅行者を2025年大阪・関西万博にてお会いできることを心待ちにしております。」と話しました。
大阪観光局はIGLTA大阪総会を機に、よりLGBTQ旅行者の受入体制を強化し、アジアNo.1のLGBTQフレンドリー都市を目指して参りたいと思います。
リリースはこちら:
総会のハイライト
バイヤー&サプライヤー・マーケットプレイス(商談会)
10月23日(水)9:00~17:00
バイヤー&サプライヤー・マーケットプレイスには、50テーブルが出展し、今後のツアー造成等に繋がる有意義な商談が行われた。商談会には大阪観光局、東京観光財団、福岡観光コンベンションビューロー、岐阜県、大阪府内並びに日本国内のホテルが参加。
オープニング・レセプション
10月23日(水)19:00~21:00 @ ザ ランドマークスクエア オオサカ
大阪が主催のオープニング・レセプションは、大阪のランドマークである大阪城が一望できる「ザ ランドマークスクエア オオサカ」で開催。大阪観光局 理事長 溝畑、ゲストのはるな愛様、IGLTA副会長 Tony Warner氏、IGLTAボード議長 Dougal Mckenzie氏の鏡開きでパーティーがスタート。お酒は大阪・河内長野市の西條酒造の天野酒を振舞った。また、会場内に自治体ブース等を設け、観光PRや日本酒の試飲も実施。大阪で活躍するドラァグクイーンも来場し、パーティーを盛り上げた。
ネットワーキング
10月24(木)~25日(金)
世界中のLGBTQ+ツーリズムのリーダーや同業者たちとつながり、交流できるランチイベントやメディアネットワーキングが多数行われた。
トークセッション
10月24日(木)10:50~12:20
日米観光交流年を記念し、米国商務省旅遊観光局ブライアン・ビール局長と大阪観光局 理事長 溝畑宏が対談。アメリカからの観光客を増やすための取り組みやLGBTQ+旅行者やすべての旅行者を歓迎する都市を目指すうえでの役割、また多様でインクルーシブな観光に関するマーケティングやプロモーションの事例の紹介を行った。
スピーカーセッション
10月24日(木)~25日(金)
LGBTQ+ツーリズムの専門家によるセッションを通じて、業界最新のトレンドや成功事例など貴重な情報を得られるセッションが行われた。例えば、今ビジネスを急速に変革している「生成AI (学習データから新たな画像・文章・音楽を生成するAI)」のLGBTQツーリズムにおける活用方法や、IGLTAやLGBTQ+ツーリズムの専門家による新しいデータの紹介など。
IGLTA財団主催「Voyage Fundraiser」(チケット制イベント)
10月24日(木)19:00~21:00 @住吉大社吉祥殿
IGLTA財団「Voyage Fundraiser」では、厳粛な雰囲気で行われた「無言詣」で始まり、大阪を拠点とした「倭太鼓 飛龍」と連獅子のパフォーマンスで会場が湧いた。主催者側から与えられた本イベントにおけるテーマが「ネオン」と、一見相対すると言える住吉大社が持つ厳かな「和」の空間との融合の演出が実現でき、参加者および主催者からも高く評価を受けた。LGBTQ+旅行を推進する同財団の活動を支援するため、約200名が参加し、8万米ドル以上の寄付金が集まった。
教育ワークショップ
10月25日(金)9:30~10:30 / 11:00~12:00 / 14:15~15:15
「LGBTQ+ツーリズムにおけるベストな手法は何か?」をウェディング市場やZ世代旅行者について深く掘り下げる。黒人、先住民、有色人種(BIPOC)、トランスジェンダー/性的多様性を持つ旅行者のニーズを探るワークショップなども開催。
クロージングセッション
10月25日(金)15:35~17:00
来年の開催地であるアメリカ パームスプリングスへの引継ぎ式では、大阪観光局からパームスプリングス観光局に「勝尾寺」の勝ちだるまを贈呈。両都市の友好関係を深め、次年度の開催の成功を祈念し、パームスプリングス観光局Scott White局長に贈呈した。
周辺イベントについて
LGBTQ+ Mix Party
10月25日(金)21:00~ @Crazyland by Cheval
はるな愛様、ケントモリ様の圧巻のパフォーマンス、ドラァグクイーンやGoGo Boysによるアーティスティックなダンスとパフォーマンスで会場が一体となり盛り上がった。会場にはIGLTA参加者だけでなく、クラブで楽しみたい方併せて500名が来場し、朝まで盛り上がった。
レインボーフェスタ!2024
10月26日(土)~27日(日) @扇町公園
本年で10回目を迎えたレインボーフェスタ!2024には、2日間で過去最多の64,000人が来場し、27日に行われた関西レインボーパレードには、3,700名が参加。参加した方々は、豪華ゲストのステージパフォーマンスや広場に並んだ多くの出展ブースを楽しんだ。今年はIGLTAパビリオンが広場の真ん中に設置され、IGLTA総会に参加をした自治体による観光PRブースに加え、大阪、関西にあるLGBTQフレンドリーホテル様や企業様も出展。2025年日本国際博覧会協会からミャクミャクも参加をし、レッドハリケーンズ大阪とステージを盛り上げた。大阪ベルェベル美容専門学校のブースでは学生によるレインボーフェイスペインティングも好評だった。
レインボーフェスタ!2024 IGLTAパビリオン出展者 一覧 ※順不同
・北海道/札幌市
・東京観光財団
・石川県
・岐阜県
・奈良県
・福岡観光コンベンションビューロー
・積水ハウス株式会社
・フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト
・Uber Japan株式会社
・大阪髙島屋
・W大阪
・アロフト大阪堂島
・エースホテル京都
・スイスホテル南海大阪
・THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection
・Opulence
・大阪ベルェベル美容専門学校
・2025年日本国際博覧会協会
OPULENCE
10月27日(日)19:00~21:00 @Zepp Namba
世界的なドラァグクイーン達による豪華なショーと、クラブイベントのような演出やサウンド、照明を組み合わせた日本初の大規模ドラァグショー「OPULENCE(オピュランス)」が大阪で初開催。クイーンたちは観客を魅了させた。
ウェルカムメッセージの掲出について
IGLTA参加者並びにLGBTQ+旅行者を歓迎するため、ミナミエリアの商業施設様、商店街様、企業様、また空港やミナミエリア以外の企業様や施設様の協力の下、共通のデザインのウェルカムバナーが掲出され、まちをレインボーにジャックした。
掲出協力企業 ※順不同
・南海電気鉄道株式会社(なんばPARKS、なんばCITY、なんばSkyO)
・南海グリーフサポート株式会社
・大阪髙島屋
・EDIONなんば本店
・スイスホテル南海大阪
・千日前道具屋筋商店街
・戎橋筋商店街
・道頓堀商店街
・ホテルフクラシア大阪ベイ
・株式会社ヒット
(ツタヤエビスバシヒットビジョン)
・株式会社ビー・アンド・ディー
(トンボリステーション)
・関西エアポート株式会社
・野村證券株式会社
・アジア太平洋トレードセンター株式会社(ATC)
・一般財団法人大阪国際経済振興センター
(インテックス大阪)
IGLTAとは?
IGLTA(国際 LGBTQ+旅行協会)はLGBTQツーリズム普及のため、1983年に米国で創立された旅行業団体。世界80ヵ国にわたって2,000を超える旅行会社やホテル、航空会社などが加盟。LGBTQマーケティングの貴重な情報源となっており、旅行商品を企画する際のホテル選定にも多大な影響を与えている。IGLTA総会は、IGLTAが毎年、世界各地で開催しており、今大会で41回目となった。
IGLTAについて
催事名: | IGLTA2024世界総会大阪大会 |
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会期: | 2024年10月23日(水)~ 26日(土) |
会場: | (ホストホテル)スイスホテル南海大阪 |
参加人数: | 51の国と地域から575名(うち日本国内参加者数225名) ※過去最多の国と地域数であり、非アメリカ圏最多の参加者数を記録 |
主催: | IGLTA (The International LGBTQ+ Travel Association=国際LGBTQ+旅行協会) |
ホスト: | (公財)大阪観光局、㈱JTB、㈱アウト・ジャパン(共同実施事務局) |
オフィシャルパートナー: | ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、 積水ハウス株式会社、 Uber Japan株式会社 |
自治体パートナー: | 札幌市、公益財団法人東京観光財団、 石川県、岐阜県、奈良県、 公益財団法人福岡観光コンベンションビューロー |
特別協力: | サントリービバレッジソリューション株式会社 |