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2025.03.28

【間もなく開催】大阪・関西万博のテーマは?2025年大阪開催の国際会議とあわせて紹介

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大阪・関西万博の開催まで迫っている中、改めてテーマについて知っておきたい人もいらっしゃるのではないでしょうか。当万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、世界中のパビリオンが集結する予定です。そこで、この記事では大阪・関西万博のテーマはもちろん、注目ポイントや同時期に大阪で開催される国際会議を紹介します。

2025年大阪・関西万博のテーマ

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2025年に開催される大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。

具体的に設けられているテーマとしては、以下の8つがあります。

  • いのちを知る
  • いのちを育む
  • いのちを守る
  • いのちをつむぐ
  • いのちを拡げる
  • いのちを高める
  • いのちを磨く
  • いのちを響き合わせる

以上のように大阪・関西万博では「いのち」に焦点を当て、新たなデザインを生み出すのがテーマとされています。人が自ら望む生き方を考え、可能性を最大限に発揮できるようにするとともに、多種多様な生き方を支える持続可能な社会を国際社会が共創していくことを推し進めるのがテーマです。

物事の多様化が進み、日本でもよく耳にする様になった多様性に着目したテーマであり、誰もが生きやすい世の中を実現するきっかけとなり得る万博と言えるでしょう。

大阪・関西万博の、開催期間と開催場所は次の通りです。

  • 開催期間:2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月)
  • 開催場所:大阪市此花区の人工島・夢洲

2025年4月13日の日曜日を皮切りに、同年10月13日の月曜日まで開催されます。
大阪・関西万博の玄関口を担う開催場所は大阪市此花区、夢洲です。夢洲へのアクセス情報についてはこちらもご覧ください。

なお、大阪・関西万博ではオフィシャルテーマソングとして「この地球(ほし)の続きを」が起用されているため、気になる人はぜひ聞いてみてください。公式MVでは過去の万博を象徴する太陽の塔の前で「このほしキッズ」が元気よく踊るダンスバージョンが公開されているので、開催に備えてチェックしてみましょう。

テーマに合わせた注目ポイント

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ここでは、テーマに合わせた注目ポイントについて見ていきましょう。

多様なパビリオン

大阪・関西万博では、海外パビリオン・民間パビリオンを含め約160を超える施設が設営されます。豊富なパビリオンでは最新技術・最新知識を活用した要素(メタバースなど)が導入されているものもあり、未来のテクノロジーを肌で感じられるのが特徴です。

今回の万博のテーマでもある「いのち」に関連するパビリオンとしては、大阪ヘルスケアパビリオンなどがあります。大阪ヘルスケアパビリオンは、万博のテーマを軸とした展示会場で、2050年の未来都市を体験可能です。

主な特徴としては、

  • PHR(パーソナルヘルスレコード)をもとに、2050年頃の自分と出会い、未来の食事や健康管理について体験できる
  • XR(クロスリアリティ)と呼ばれる「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」「VR(仮想現実)」といった先進技術を活用している
  • 「オール大阪(大学や中小企業など)」の豊富な知識を結集させている
  • 2050年を想定した未来の都市生活を体感できるコンテンツが揃っている

以上のように、大阪ヘルスケアパビリオンは最先端技術や豊富な知識を取り入れることで、誰もが「いのち」について考えられるようになっています。大人から子供まで、万博を訪れた人の学びになるような情報が満載です。

公式キャラクター「ミャクミャク」

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大阪・関西万博の公式キャラクターは、特徴的なデザインを持つミャクミャク。

細胞と水が融合した不思議な生き物という設定で、生命の根源を連想させるデザインです。赤い部分は細胞、青い部分は清い水を表しています。なお、ミャクミャクには「脈々と受け継がれていく技術・知識・文化・歴史への希望」という意味が込められており、「いのち」をイメージしたデザインとなっています。発音自体にも「いのち」が続く音の響きがあり、人類の文明や国際社会の連携を想起させるなど、多種多様な意味合いを持つキャラクターです。

大阪・関西万博+国際会議の活用方法

大阪・関西万博は国際会議とともに活用することで、多種多様なメリットが得られます。

主な視点として、

  • ビジネス関係者向け:商談、ネットワーキングの機会を最大限活用
  • 研究者・学生向け:最先端の技術と知識を学ぶチャンス
  • 一般客向け:国際的な視点を広げる体験

これらより、ビジネス関係者は商談・ネットワーキングの機会を最大限活用することが可能と言えるでしょう。国内のみならず海外にも展開できる機会が得られるなど、メリットは計り知れません。

加えて、研究者や学生にとっては、最先端の技術と知識を学ぶチャンスとなり、他にも一般客にとっては、国際的な視点を広げる体験になるのではないでしょうか。

以上のように、万博と国際会議を組み合わせることによって得られるメリットは豊富です。ビジネスパーソンはもちろん一般の人にまでグローバル化の意識が広がることは、今後の日本を支えるためにも必要不可欠と言えます。グローバル意識が高まる大阪・関西万博を契機として、国際会議を行うことでより良い結果につながることも期待されます。

あわせて開催される!2025年大阪開催の主要国際会議

ここでは、2025年大阪開催の主要国際会議について見ていきましょう。

Bioeconomy Hub Japan 2025

Bioeconomy Hub Japan 2025は「バイオによるイノベーションがプラネタリーヘルスをどう実現するか」をテーマにした国際会議です。

開催期間は2025年4月17日〜18日で、開催場所はハービスホールとなっています。

「環境」「持続的食料システム」「グローバルヘルス」などについての話し合いが執り行われるなど、一見の価値ありの内容と言えるでしょう。

詳細はこちらよりご覧ください。

Japan Endovascular Treatment Conference 2025(JET2025)

Japan Endovascular Treatment Conference 2025(JET2025)は「血管内治療」をテーマにした国際会議です。

開催期間は2025年4月25日~27日で、開催場所はナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターとなっています。

EVTの基礎から最新の治療デバイスや治療成績まで網羅した内容が予定されており、メディカルスタッフセッションが設けられ、EVTの基礎から最新の治療デバイスや治療成績まで網羅した内容を学習できるなど、充実した内容と言えるでしょう。

詳細はこちらよりご覧ください。

その他にも予定されている大阪開催のコンベンションについては、こちらのカレンダーよりご確認いただけます。

なお、大阪・関西万博開催の後に注目されている国際展示会としては、Japan MICE EXPO 2025も開催される予定です。Japan MICE EXPO 2025は、2025年11月27日〜28日までインテックス大阪で開催される国際展示会となっています。

出展社数は120社・団体、140小間を予定しており、来場者数は3,000人となる予定です。

入場するためには事前登録が必要となるものの、入場料は無料となっているため、気になる方はぜひご参加ください。なお、Japan MICE EXPO 2025は国際的なビジネスイベントで、地域・観光・交流の新たな舞台となるので、大阪・関西万博と合わせてチェックしておきましょう。

詳しい概要については、次のリンクからご覧いただけます。

まとめ

大阪・関西万博は「いのち」をテーマとした万博で、世界各国の160を超えるパビリオンが設置されます。どのパビリオンも世界を牽引する新たな技術・知識の粋を集めたもので、今後の国際的な枠組みを左右するものとなるのは間違いないです。

大阪・関西万博の開催を契機として、今後はより幅広い文化や歴史の交流も深まります。テーマについて気になる方は、ぜひ大阪・関西万博の公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。きっと、より万博のテーマについて理解できるはずです。

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詳細につきましては、次のリンクをご参照ください。